カルシウムが多く含まれている水を飲んでいる地方では、脳血管障害が少ないという報告があるそうです。硬水を飲んでいる所は、軟水を飲んでいる所よりもはるかに心筋梗塞が少ないそうです。
イギリスでは、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分がたくさん含まれている硬水を飲んでいる地域と、これらのアルカリ土金属があまり含まれていない軟水を飲んでいる地域がはっきり区別されます。硬水を飲んでいる所は、一般的に健康で、動脈硬化も少ないとのことです。
硬水を普段から飲んでいれば、カルシウムを意識せず自然に摂取していることになるのです。
もちろん、動脈硬化に関係する因子は非常にたくさんあって、カルシウムだけをたくさん摂っていれば安心できるということではありません。ただ、カルシウム不足が動脈硬化に危険因子の一つということは確かですし、カルシウムを十分に摂取することで、まず一つの危険因子を排除することが、動脈硬化の予防につながる道の一つとなります。
カルシウムと同じく硬水に含まれているミネラル成分の一つである「マグネシウム」も、もちろん大切な成分です。マグネシウムには、カルシウムが細胞の中に入るのを防ぐ作用(カルシウム・チャンネル阻害の作用またはカルシウム拮抗作用という意味です)がありますが、カルシウムを通じて始めてこの作用が発揮されます。マグネシウムはカルシウムが不足しているときに、その効果を強くしてくれるのです。
カルシウムとマグネシウム カルシウムを知ろう
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