カルシウムの必要量(摂取量) カルシウムを知ろう

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カルシウムの必要量(摂取量)

1日のカルシウム必要量摂取量)は、人によって異なりますが日本人の栄養所要量として、だいたい600ミリグラムを摂取すれば大丈夫といわれています。この600ミリグラムという数字は、何の病気もない平均的な日本人がこのくらい摂取していればよいという目安であって、800ミリグラムといわれているアメリカやその他欧米諸国と比較するとかなり低い数です。

成人1日600ミリグラムという必要量の目安は、いわば最低限の目安です。もし何か余分にカルシウムを必要とすることがあればさらに上積みをする必要があります。成長期のカルシウムの必要摂取量は700〜800ミリグラムといわれています。また、妊娠したら妊婦は赤ちゃんの骨を作らなくてはならいので、1日に900〜1000ミリグラムのカルシウムが必要と計算され、授乳中の場合は1110ミリグラムと、普通の成人の2倍近くの量が必要といわれています。

若い女性や妊娠中は、エストロゲンという女性ホルモンが腸からカルシウムを吸収し、また尿の中へはカルシウムをなるべく出さないようにして、食べたカルシウムをできるだけ有効に利用するという働きをしています。
しかし、更年期になりエストロゲンが急に作られなくなってくると、尿中カルシウム(尿の中に排出されるカルシウム)の量が急激に増えてきます。カルシウムの利用率が減ってしまうことから、更年期以降はカルシウムを摂取する量を増やさなくてはなりません。

そのため、閉経後は1日のカルシウム必要量は普通の成人より多く、1200ミリグラムともいわれています(アメリカなどでは1500〜2000ミリグラムともいわれています)。この点を気をつけないと、骨粗しょう症になるリスクが高くなってしまうのです。